古伊万里に魅せられ、磁器を中心に二十数年骨董収集しています。
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2023年4月1日土曜日

李朝染付瓢形(ひさごがた)徳利

 「雪白磁」とも云われる、柔らかい初雪の面のようにふっくらと
光線を
吸い取るような肌合いの白磁に、躊躇いのない筆遣いで文字
(不、空、中)と草文とが描かれた広州官窯金沙里窯(170150)
焼かれた李朝中期の徳利。
しっとりとした肌合いに作為のない染付そして大らかに温かみのある
器形とが調和して、慈愛に満ちた優しい世界を醸し出しています。


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