「雪白磁」とも云われる、柔らかい初雪の面のようにふっくらと光線を吸い取るような肌合いの白磁に、躊躇いのない筆遣いで文字(不、空、中)と草文とが描かれた広州官窯金沙里窯(1701~50年)で焼かれた李朝中期の徳利。しっとりとした肌合いに作為のない染付そして大らかに温かみのある器形とが調和して、慈愛に満ちた優しい世界を醸し出しています。
コメントを投稿
0 件のコメント:
コメントを投稿