古伊万里に魅せられ、磁器を中心に二十数年骨董収集しています。
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2023年4月24日月曜日

高麗青磁象嵌菊花平鉢

 

  中国宋の影響を受けながら独自の象嵌(ぞうがん)青磁を
  生み出したのが、朝鮮の高麗朝
(9181392)に作製された青磁。
  本家本元から「陶器の色青きもの麗人これ翡色という。
  色沢もっとも佳なり」と褒められるほど優れたものが
  作られました。
  本品は、下地に彫刻をし
(陽刻)、そこに白土を象嵌して菊花の
  模様を浮かび上がらせています。
  2000550歳の時に買い求めたものですが、
  釉の色は全体的に鈍い灰青色ながら、見込みの釉だまりには
  冴えた青い釉色も見られ深く味わいのある平鉢です。

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