小品3点の紹介です。
画面左はベトナムで作られた安南小壺トンボ、右はタイで
作られたスンコロク柿香合です。
共に骨董収集を始めたばかりの1988/11(39歳)に大阪老松町の
骨董街で出会い買い求めたもの。
当時は古伊万里そば猪口をメインに、懐具合と相談しながら専ら
小品たちを、骨董図鑑を参考に毎週の様に物色していました。
真ん中の盃は骨董収集を始めて30年程経った2017/01(67歳)に
漸く手に入れた根来(ねごろ)の平盃(ひらさかずき)。
桃山期の作に特有の華やかさの中に、朱漆の繊細で
柔らかな質感を醸し出しています。
何れも小品ながら後世に伝えたい逸品です。