これは2015年2月に入手したちょっと小さめの4.5寸の藍九谷皿。 燕(つばめ)の親と雛と卵とを巧みな筆さばきで愛らしく描いている その絵付けに魅了されました。 春の使者として飛来し、せっせと巣作りと子育てに励む親燕の姿が 目に浮かび、嬉しい気分にさせてくれる作品です。
これは2006年1月に入手した5寸皿の藍九谷。力強い筆致や染付の濃淡が印象的です。初期伊万里の末期に造られた藍九谷の特徴は、絵付けが格段に巧くなり、濃い濃(だ)み・薄い濃みの描き分けでき、染付の発色が安定したこと等ですが、この芥子(けし)文皿はそれら藍九谷の特徴が正に際立つ一品です。高台内には二重角福の銘があります。