古伊万里に魅せられ、磁器を中心に二十数年骨董収集しています。
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2011年5月2日月曜日

くらわんか・・・雪輪に梅花文くらわんか碗

















京都東寺の骨董市へ初めて出かけた1988年12月、
その可愛らしい絵付けに惹かれ衝動買いしたのが
この雪輪に梅花文くらわんか碗。
「くらわんか」とは江戸後期の庶民に常用された雑器の愛称ですが、
その特徴である素朴な厚ぼったい造りと、そこに施された伸び伸びとして
愛嬌のある文様の楽しさから、古伊万里愛好家に高い人気があります。
可憐な絵付けと小振りの器体 (径9.7㎝、高さ4.6㎝)が子供用にぴったりと、
当時小学生だった次男の飯茶碗として重用していたことが、
既にその次男も三十路を過ぎた今、懐かしく思い出されます。

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