
これは李朝前期(15世紀頃)に作られた鶏龍山徳利。
高さ13㎝と小振りですが、このサイズの鶏龍山徳利が
酒家には特に珍重されているようです。
3ケ月後に還暦を迎える記念に、思い切って南青山の
骨董店で買い求めたもの。
還暦を機に、40年近くのサラリーマン生活に終止符を打ち、
その後は、個人事業主の身分で今の仕事を継続し、大好きな
骨董達との触れ合いにより多くの時間を割けていけたらと
思っている次第。
この焼き物は、鼠色の素地に白土で刷毛引きにて白化粧を行ない、
鉄砂で羽衣文様を描いたものですが、その無造作な刷毛の痕が
一つの景色となっており、また、雨漏りらしきものも所々に
見られるなど、何とも深い味わいのある一品です。
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